北海道一周の事|1人卒業旅行|北海道バイク旅①

回顧録。

村山由佳さんの「楽園のしっぽ」の文中にモンゴルを、キャラバン隊を組み、旅をした事を書いた章がある。この時僕は何故か学生時代にバイクで行った北海道一周の事が頭に浮かんだ。

懐かしいので記事にしてみようと思った。

留年ギリギリだった大学4年生

もう30年くらい前のことになります。

学生時代は授業にあまり出た記憶がなく。。(学費を出してもらった両親に申し訳ない!)

学校には行ってたけど、午後はサボる事が多かったかも。バイトに明け暮れて冬はスキーばっかり。友達に誘われてパチンコへ。。

そんな学生時代だったなぁ。。

その頃は3年生まで大体の単位を取得して、4年生で講義を受ける事なく、夏前には就職を決め、優雅な夏休みを送るのが一般的だったと思う。

単位が足りなかった僕は4年生になっても補習や講義に明け暮れた毎日だった。

体育でさえ補習を受ける有様。。(先生が嫌いだったのよね(笑)女性には甘くて。)体育と言ってもゴルフするだけなのだけどなー。。

夏休み中も補習があり、すでに単一取得してる友人らとの卒業旅行は日程が合わず、1人卒業旅行と名して北海道へバイクで行く事を決めた。

10万のバイク10万の旅費で北海道へ

大学時代、NTTの電報配りのバイトをしていた。所長さんが面白い人で、元カミナリ族と言ってたな。

そこに原付のDT50と言うバイクがあったんだ。中型二輪がなくても、普通免許で乗れるギアつきのバイク。

操作を教えてもらって、それからはDTで電報を配る毎日だった。

DTは最高だった。。

初めてバイクで道を走った時の爽快感はたまらなかった。50ccとは言え車体が軽く、結構なスピードも出る。オフロードタイプのバイク。

車では行けない、田んぼ道や農道もなんのその。どこでも行ける気がした。

バイクと自動車、どっちが電報配るの早いか、なんて馬鹿な事してました。。事故らなくて良かった。

その後、それがきっかけで中型二輪免許も取得。

所長さんが懇意にしていたバイク屋さんから、中古でセロー225を込み込み10万で手に入れ、旅費として10万握りしめて計画性のない北海道バイク旅が始まったのでした。

続く。

コメント