3回目の心筋梗塞、発作が起きた日のこと|冠動脈バイパス手術入院となった時のこと

3回目の心筋梗塞

心筋梗塞で入院する事になってしまった。

今回で3回目。1回目は32歳くらいの時。これは狭心症と診断された。2回目は42の時。自宅で突如発作が起き、救急搬送され心筋梗塞と診断される。

51歳、で3回目、、、2回目の時、次は絶対起こしてはならないと誓ったのだけど、残念ながらそれは起こってしまいました。いまは命があるのが奇跡と思ってます。

もともとコレステロール値が高く、これは母親の遺伝でした。家族性高コレステロール血症で現存は難病指定の病気です。

心筋梗塞は突然起こります。なんの前触れもなく。突然とはいえじわじわと痛みが広がる感じでそれが長く継続します。

今回の入院をきっかけに過去の記憶から心筋梗塞ログ的に綴ってみようかと思います。

いつもの日常は突然。

発作が起きた日も何も変わらない普通の朝を迎え車で仕事に向かう。仕事場に到着と同時に42歳の時に経験した発作が起きた。

左の胸部から肩にかけていやーな感じが広がる。

胸痛と言うけど、チクッとかズキッっとした痛みではないのですよねー。何かで押される様な圧迫感、と言うのが一番だろうか。

普段、疲労した時に感じる重み、肩こりとか良く言われますが、確かに似ている。けどそれより圧迫感がある様な。

そして段々と強くなるのが特徴。

表現に難しい感じなのですよねー。。

馬鹿な自問自答と無理な行動

これから大事な仕事があるのに!

119するか自問自答が始まる。(アホだなぁと思うでしょうけど、、)色々想像してしまう。お客様に説明は?車はどうする?来週に納品しなくてはならない物はどうする?

「すぐに救急車を呼ぶ。」

これが正解なんだけど。出来なかった。

とりま妻にLINE。事態をすぐに察知し、すぐにLINE電話をくれる。時間経過とともに高まる圧迫感。もうダメだ、、119しよう、と思った時にスーっと引いていく痛み。

「あれ、大丈夫だ。」

仕事が始まる10分前。

「いけそうだな、、」

と思い仕事に向かった。

※お恥ずかしながら全て間違った行動です。LINE電話出来る気力があるなら119しないとダメでした。発作が止まらないと意識がなくなりそのまま亡くなっていたかも知れませんでした。

自力で救急病院へ、診察の結果は心筋梗塞

午後に妻と合流し、42歳の時にお世話になった救急病院へ。

外来で話をすると看護師さんがすぐに車椅子を持ってきてくれた。そのまま救急センターへいく。

すぐさま心電図、血液検査のライン、点滴のラインをつけられてしばらく。

心臓内科の先生が来て、やはり心筋梗塞が起きた様だと告げられた。

頭の中が真っ白に。。そしてパニック。

これから大事な仕事が年末までビッシリなのに全てキャンセルしないとならないと言うショック。

お客様に申し訳ないと言う気持ち。

家族に迷惑がかかってしまうと言う申し訳ない気持ち。

3回も発作を起こしてしまったショック。

これらがぐるぐるぐるぐるベッドに横たわりながら頭の中を駆け巡っていた。

そして治療のために入院生活が始まりました。

続く。

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