カワセミと氷漬けの木と薪集めのマナー

とっても残念なことがありました。

今まで無料で広葉樹の原木を頂いていたところが一時閉鎖するとのこと。何があったのかというと、どうやらマナー違反があったらしいのです。

薪集めにマナー??と不思議に思われる方もいるかも知れませんが、誰かから原木をもらうときは気をつけたいマナーが存在します。それも頂ける場所によって違いがあったりするローカルルール的なものです。

薪集めのルール?

例えば。「チェンソー禁止」というのが一般的でしょうか。

薪になる原木は大きな一本木で置いてあったりするので、持ち帰るためにはチェンソーで適当な長さに切り出したりすることがあります。チェンソーは大量の木くずが出たり騒音がするので、現場でのチェンソー使用は禁止、というところも存在します。

そういったものがルールです。

大体WEBとか、実際に顔を合わせて話を聞いたりして確認ができるので、ほとんどの方がルールを守っていると思っています。

僕がいつももらっていることろはチェンソーOK、木くずもそのまま放置で良い、という天国のようなところだったのです。ただし、自分が手を付けた木は必ず持ち帰ることというルールが存在しました。

木は割れにくいところがあります、それは枝分かれする部分とか、節、と呼ばれるところです。

こういうやつです。決して割れない事はありません。いつか割れます。割りにくいだけなのです。

無料でいただける薪って、こういう節付きの物が多いです。節もなく、ストレートな木は売り物になる場合があるからですね。僕の頂いていた業者さんのところは一部でも手を付けたら必ず持って帰る、ということがルールでした。

そのルールを破り、割りやすいストレートな部分を現場で切り出し、節などの部分は放置して行った事例があったそうなのです。マジか。やめてよ。。

無料で待ち帰れる理由を考えてみようよ

そもそも無料で持って帰れるのはどういった理由からなのでしょうか。

僕が考えるに、業者さんなどの場合は廃棄にお金がかかるからです。なので無料とはいえ、節のようなものを置いていかれると、またその処理にお金がかかることになります。無料で出している意味がなくなるんですよね。

ベストは、業者さんが廃棄に困っている木を薪ストーブですべて燃やす、という構図がWinWinなんだと思います。

きっと僕がもらっている業者さんのところは、僕と同じ様に頼りにしていた方もいたはずです。一人のルール違反のために間接的ではあるけど、迷惑になるケースも存在するのですね。

人間関係の上に成り立つ無料の薪集め

無料で薪を集める場合は、必ず誰かのお世話になるはずです。だから人間としての信頼関係がとっても大事になってくると思うんです。無料だからで何でも勝手にやっていいよ、というところがあるかもしれませんが、何をやっても良いのではないと思います。

ときにはその人間関係が良い方向に向かうこともあると思います。

僕は仕事で写真業をしているのですが、薪を提供してくれるような方に対し、僕ができることの一つにキレイな写真を撮ることができるのでそれを提供する。例えばそんな関係も良いと思います。

また誰かとお話をするのは楽しみの一つでもあります。世間話から樹種の話だとか、お互いの仕事のお話だとか。そこから新たな薪が集められる情報を得たりする場合もあります。

情報集めって楽しいです、RPGの様に思えるのです。

その上に最高の薪が入手できるから、面白いのです。

どうぞ初めて無料薪を入手される方は、その薪がなぜ無料で提供されているのか?ということを考えて見ると良いのではと思っています。

さて、先日より寒波が襲来してきて、つけてあった薄く切った木はこんな感じになっていますw

新年早々黙々と薪づくり開始と木材の水中乾燥

一晩でバケツが凍りましたね。ひっくり返してみると・・

オブジェ!オブジェなの?光がキラキラでコレはコレで飾りたくもなりますね。で水中乾燥の方はあまり意味はないような気がしました。思ったよりアクが出なかったですね。

奥さんと朝、そらの散歩に行くとカワセミが佇んでいます。

寒さで固まっているのか、結構近づいても逃げる様子がなく、動きが鈍かったですね〜。僕たちにとって幸せの青い鳥。奥さんは写真をスマホのホーム画面にしました。これからもちょくちょく姿を見せてくださいね。

さて、地方に出張のため、頂いてきた太枝のカットをひたすら進めました。

このくらいの大きさは半割か割らないで使用します。

太枝は薪棚に一杯となりました、ウチのここの薪棚は前後2列になっているので、結構な量となってます。半割にした薪は一時保管して、2月か3月に薪棚にしまおうと思っています。

こんな感じで梅雨前まで薪づくりは続きます。

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