手術日当日のこと
手術日が決まるまで長かったな。。色々な検査を経て、入院してから16日目、やっとこさ11/8に手術となりました。
手術日当日は食事はなく、水分も制限されました。
前日寝れたは寝れたが、朝の5:30からスマホの音出して動画かなんか見た隣の患者さんには腹が立ったな。。
朝、妻が駆けつけてくれて、面会が、できない中、自動ドア越しに涙目でそれでも笑顔で見送ってくれた妻の顔は忘れない。
手術日まで時間があったのでいろいろな事を考えたりもしたが、大きな不安はなかった。
とにかく予後、どのくらいで回復して、社会復帰までどのくらいなのか、そればかりネットで検索してました。
また、手術方法は分かっていたので、Youtubeなどで手術動画を見ていた。すっごく生々しいので見る人は注意ですね。
開胸から術中までの動画を漁る様に見ていました。
手術はOPCABGと言われる方法。心臓を止めずに血管の移植、縫合などを行う。
この方法は現在メジャーで、合併症が少ないと言うのがメリット、デメリットは心臓は動いている状態で血管を縫合するから止まった状態に比べるとやりずらいと言う点。
また心臓外科の先生の動画も沢山見て、ネットの文献も見てました。見ても仕方がない事なんだけど。。
天皇陛下を手術した天野先生の事もたくさん見てました。
手術前にある説明もあるが、聞いても仕方がない事なので最低限の事だけを聞き同意書にサインした。
あまり先生の時間を奪いたくなかったのですよね。
予定手術だったし、あらゆる対応のための準備もあるはずだし、深刻な心配はあまりしていなかったな。
先生は成功率より死亡率の事を優先して話してくれたのが何故か好感が持てました。
とても心細くなったのは手術前に妻の顔を見た時でしたね。
あ、何かあったら会うのはこれが最後なんだな。
と思って途端に緊張、心細くなりました。
手術当日はこんなパンツに履き替え、手術用のガウンを着て病室で待ちます。
同時に開始液と言う点滴が始まります。
時間になると看護師さんが車椅子で迎えに来てくれて手術室へ。見るのは初めてでした。
沢山の部屋があり、とても大きな廊下、そしてテレビで見るような手を洗う場所、気温は結構低かったと思います。
術前、本人確認やアレルギーなどの質問、入れ歯、湿布は無いかの確認などを行った後、手術室に入ります。
自分で手術台へ登り、色々な準備をして、麻酔科の先生がそれじゃあ麻酔しますねーと言ってたのが最後の記憶でした。
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