こんにちは、僕らはログハウスに引っ越して初めて薪ストーブにお目にかかったのですが、早いものでもう5シーズン目に突入となりました。
はじめはどんな木を燃やすのか・・・。
広葉樹なの!?針葉樹なの!?
薪ってどうするの!!?どこから手に入れるの?
薪ストーブの火の入れ方さえもわからず、、
ある時は煙が逆流して火災報知器がなりっぱなしになったりした時もありました・・。
右も左もわからなかった僕たちですが、ありがたく先人の方たちが蓄積したネットの情報をかき集め、あるときには人づてで情報を得ながら今シーズンも冬は暖かく過ごすことができています。
本日は薪ストーブのある家の暮らしってどんな感じなのか?
という視点で記事にしてみました。
ログハウスにある薪ストーブです
我が家の薪ストーブは「ダッチウェスト社」のフェデラルコンベクションヒーターラージサイズの「FA265」です。アメリカ製でごっつい鋳物でできているというイメージ。
2次燃焼できる触媒(キャタリティックコンバスター)がありクリーンバーンシステムと言う燃焼方式で煙をあまり出さないのが特徴です。
諸元はこちら
- 最大熱出力10,100kcal/h(11.7kW)
- 最大暖房面積 :144m²(約87畳)
通常の木造建築ではなく、ログハウスに設置してあります。
木の壁で覆われているので、冬は薪ストーブで暖かく夏は涼しく過ごすことができます。
ただし夏のログハウスの2階はめっちゃ暑いです・・。クーラーは必須です。
薪は無料で入手
「薪は無料で入手する」
ことを一つのポリシーとしていますが、今のところはいろいろなご縁があり、薪棚を埋め尽くしていることができている状態です。
今後もできれば無料で薪を仕入れたいと考えていて、入手方法については更に試行錯誤を行っていきたいなぁ〜と思っています。
薪の入手方法は主に伐採現場からいただく事が多く、ときには河川事務所が開催する無料薪配布にも行くことがありました。
車で道を流しているとき、たまたま目に入った木をいただくことが多く、樫、ケヤキ、梅、クリなどの木を薪にしていることが多いです。
またラッキーなことに家の裏で伐採が始まったことがあり、その際に出た不要なシラカシなどをいただくこともありました。
最近ではSDGsとしての薪ストーブも注目されているみたいですね。
24時間稼働しています
コロナ禍ということもあり、自宅で過ごすことが多くなりました。
自ずと薪ストーブもフル稼働するわけで、就寝するときも大きな薪を入れて熾火が残る状態で朝を迎えているので24時間フル稼働といった状態です。
仕事場は2階にあるので、暖かい空気が上がるので薪ストーブはとろ火状態でも十分に暖かいです。そのため、日中は薪の消費量を極力抑えるようにしています。
薪ストーブ良い点やデメリットなど
薪ストーブはやはり通常のストーブ、ファンヒーター、エアコンに比べると遠赤外線効果もあり暖かいですが、直接火を扱ったり危険性も伴います。
我が家で感じているメリット・デメリットを考えてみました。
薪ストーブのメリット
とにかく暖かい!
やはり暖かい!です。
よく薪ストーブがある家はTシャツで過ごすことができると聞いたことがあるのですが、ガンガン燃やすことができたら過ごせます。
我が家では薪の消費がもったいないので・・やりたいのですが、最低限の薪を燃やすのみ。にしております。節約節約。(でもたまにやります)
ガンガン燃やすと2階で寝ているため暑すぎて寝れなくなってしまうため、夜は控えめ運転な場合が多いです。
24時間稼働することで総じて部屋内全体が暖かく、朝もパジャマのまま過ごすことができます。
犬は喜んでいる(はず)
我が家ではワンコを飼っているのですが、冬の間はストーブの前で寝ることが多く見られました。驚くことに「その距離では暑いのでは・・」というくらいまで近づいたりしてもへっちゃら。
こんなこともありました。
「犬の名前を呼ぶけど、あれ?見当たらない。」
「もしや、、脱走したか!?」
と思ったらストーブの裏側に入ってくつろいでいました。。
ストーブの前で寝るワンコの顔を見ることができるのは幸せです。
洗濯物がよく乾く
冬場は雨もあまり降らないので、部屋干しをする機会は少ないですが、たまに部屋干しすると乾燥するのが早いです。そのため、コインランドリーに行かなくて済んでいます。
洗濯物を部屋干しすることで室内の乾燥も多少改善する事が期待されます(ほとんど意味はないように思えますが。。)
精神的に落ち着く
火を見ていると飽きません。癒やしの効果もあると言われています。
我が家の薪ストーブはオーロラと言って、燃焼ガスのみがストーブの炉内上部で燃焼することがあり、その時間はなんとも言えません。
やはり精神的に落ち着きますし、揺らぐ炎を見て飲むお酒も美味しく感じます。
薪ストーブのデメリット
薪集めは大変
無料で薪を集めているため、やはり大変な部分があります。
ここまで偶々ラッキーにも入手することができましたが、来来シーズンくらいはどうなっているかわかりません。。ですので、一年中、車を運転する時は伐採現場を注意して見ていて、通りがかったらお声が解するようにしています。
乾燥この上ない
部屋内は超乾燥です。
湿度機能がついた空気清浄機がありますが、水交換が頻繁で大変なくらいしょっちゅうしなければなりません。
ストーブの上には水の入った鍋が置かれていますが、湿気は蒸発に等しいです(笑)
寝室には顔近くに結構な量が出る加湿器を置いていますが、口呼吸で寝てしまうと、朝は口の中がカラッカラです。
危険ではある
頑丈な鋳物製とはいえ、直接火を扱うので危険とは隣り合わせと感じています。
とはいえ、これまでにヒヤッとしたことがなく、オフシーズンに行うメンテナンスをしっかりやっていれば問題なく感じています。
例えばドアのガスケットをきちんと交換する、など。
煙突も煤が残らない様にお掃除する、とか。
になります。
灰の処理が大変
薪を燃やすと灰が出ます。
あたりまえ体操のようですが、これは避けて通れないことです。炉内の灰の処理をやらないと異常燃焼を起こしたりする危険もあるため、定期的に処理する必要があります。
和が住む街では自治体が灰の処理に対応していないため自分たちでなんとかする他ありません。
今の所、自宅の畑にまいたり、家庭菜園や農園の方に引き取ってもらったりしています。
でも薪ストーブ!薪ストーブ!大好き!
色々メリット・デメリットありますが、たとえデメリットを抱えていたとしても薪ストーブ万歳です。
冬はこれが楽しみで一年過ごしているといっても過言ではありません。
春は冬のことを考えて薪割りを。
梅雨時期は薪を雨ざらしにして乾燥する薪を思い浮かべニヤニヤ。
夏は暑くても汗ダラダラ流して薪棚に薪を積み、、
秋は少しでも寒かったら薪ストーブに火を入れます。
冬は毎朝毎朝、火を付ける作業はすっかりルーティン化されていて、他の誰にもやらせたくありません。
すっかり薪ストーブに魅せられてしまいました。
それほどに薪ストーブ大好きなのです。
「ただ木に火をつけて燃やすだけ」
こんなシンプルな暖房システムには無数の楽しみがあり、それを見つけていくことや苦労を乗り越えていくことも僕にとっては楽しい人生の一コマなんだと思います。
長々と書いてしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!
薪ストーブ関連の動画もアップしておりますので良かったらyoutubeよりご覧いただけますと嬉しく思います。
また、チャンネル登録、コメントも是非お寄せください。
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