お手入れは大変かな?
薪ストーブのお手入れというと煙突掃除など大掛かりなメンテナンスを思い浮かべる方もいらっしゃると思うのですが、メンテナンス以外は灰の処理やガラスの窓拭きなど毎日行うことがほとんどです。
大変かと言われるとそうではなくて、もはやストーブに火を入れる時の「儀式」になっていますw
薪ストーブはその汚れのほとんどが灰によるストーブ周りの細かなゴミ、不完全燃焼のときに汚れたガラス戸のくもり、その他は燃焼後の灰の処理といったところになります。
やっぱりくすんでいる薪ストーブよりも黒光りしている方が気持ち良いですよね〜。
この記事では毎日行うお手入れから、数日おきに行うお手入れなど、オンシーズン中に行っている薪ストーブのお手入れの方法、アクセサリーなどをご紹介しています。
一つ一つはとっても簡単なので参考にしてみてくださいね。
1.灰の処理
薪ストーブの汚れはほとんど灰によるものと言っても過言ではないでしょう。
薪を出し入れするとき、ガラス戸を清掃するとき、薪入れドアやガラスドアを開ける度、細かくて軽い灰は辺りに舞います。
炉内の灰処理
炉内の灰をざっくりと灰受けに落とします。
灰をざっくり処理する理由は、炉内には多少灰が残っている方が火付が良くなるからです。
とはいえ、僕はほとんど灰受けに落とし、その中に残る炭のような燃えカスのみ残しすように掃除をしています。
薪ストーブには炉内の灰を掻き出したりするための「灰ならし」が付属していますのでそちらを利用しています。
これは毎朝行っていて、このお手入れで灰受けがいっぱいになれば灰受けの処理をします。
灰受けの灰処理
木を燃やすと残るのは灰のみです。
燃えカスですね。
比重が高く高温で燃焼する薪は燃え尽きたあと、灰の量も少ないのですが雑木も燃やしている我が家では結構な量の灰が残ることがあります。
灰は炉内の底面に空いているスリットから灰受けに落ちる構造になっているので、灰受けに溜まった灰は外に置いてあるペール缶に一旦移動させます。
灰処理用に利用しているペール缶は自動車のオイルなどが入ったもので、メルカリやジモティーを利用すると1,000円以下で手に入れることができます。
ペール缶に移動させ後日、2mmメッシュのふるいにかけ、少し大きめの蓋付き金バケツに移動、その後は用途に従い小分けしています。
なぜ一旦ペール缶に移動するかというと、燃焼している薪ストーブから出た灰の中には小さな熾火が残っていることがあるからです。
ですので、直接ビニール袋に入れたりすると熱で穴が空いたりしてしまい、火災の危険性も上がるので一旦冷ます意味でペール缶に移動させています。
灰受けの処理をしたら、その灰受けが収まっているスペースの奥に残っている灰も薪ストーブの付属品のスコップなどを使い掻き出します。
2.ガラス戸の手入れ
我が家のフェデラルコンベクションヒーターはガラス戸が汚れないよう上部よりエアーが降りてきて汚れを防いでくれます。
しかしどうしても木から出た煙、タールなどで窓ガラスが汚れてしまう場合があるのです。この汚れ、ほっておくと固着してしまうような場合があり、そうなると汚れを落とすのが非常に面倒になります。
そうならない様、毎日着火する前は綺麗にしています。やり方は水で濡らして拭くだけ、です。
よっぽどひどい汚れじゃなければ、これでだいたい綺麗になりますよ。
それでも落ちない汚れなどがある場合は濡れた布などに灰を少しつけて磨くと綺麗になります。
3.ストーブ周りの掃除
灰の処理やガラス清掃などが終わったあと、ストーブの周りに落ちている細かなゴミ、灰などをほうきで掃いて綺麗にしておきます。
薪の出し入れを行うとどうしてもストーブ周りが汚れてしまうので、都度、清掃を行うこともあります。
ストーブ周りの清掃には写真のような小さめなほうきが使いやすくおすすめです。
小さなほうきでは灰を全部掃除することが難しいのでウチではざっくりとやっていますが、薪ストーブ周りの材質などによってほうきを変えるのが良いかと思います。
その他たまにやることがあるお手入れ
その他ウチで行っているお手入れは薪ストーブ本体の美観アップです。
美観アップは大げさだけどw
こんな事をやっています
サビの除去とオイルアップ
薪ストーブの運転中にはティファールの鍋とやかんを置いています。
置くとどうしても水滴がついてしまう時があって、そこだけ軽いサビが出てしまい見栄えも悪いので拭き取っています。
そしてごくたまにオリーブオイルで全体を磨いて黒光りを楽しんだりしています。
薪ストーブのお手入れまとめ
いかがでしたでしょうか。
毎日行っている薪ストーブのお手入れをまとめると
- 灰の処理
- ガラス清掃
- ストーブ周りの掃除
- たまにオイルアップ
となりました。
このお手入れの方法は我が家独自のものかもしれませんが、他のストーブは材質などによってお手入れの方法も変わるかもしれません。その場合はメーカーさんに確認してみてくださいね。
以上、HIROでした!
コメント